自分らしく生きるということ
Guten Morgen
おはようございます、Rinoです。
現在はドイツ時間の5時ごろで、辺りはまだ暗闇に包まれています。
最近作業モードということもあり、早朝に起きてずっと作業をするという生活2日目。
これは意外と自分にとって大学に通っていたころのことを思い出させるというか・・笑
でも、意外と気に入っている生活でもあるんですけどね。
今日はドイツから日本にいるお母さんに久々にゆっくりと連絡しました。
自分の言葉で、自分が考えていること、今行っている事を話す時間が
私にとって、とても好きな時間で・・・
何気に両親と電話をする時間が好きなんですよね。
もちろん最近はあまり連絡をしていないというか、
両親に依存をしているわけでは全くないのですが(むしろ逆かも・・・笑)
毎回話をするたびにインスピレーションを感じることがあって、
言葉にはもちろん出しませんが尊敬をする部分がたくさんあります。
一時期、特にお母さんと仲があまり良くない時期があったり、
意見の衝突がよくありますが
実は心の中では自慢の家族です。
どのような点で私が尊敬しているのか。
それは、
「よい距離感で自分を全力でサポートしてくれる」ということ
そして、「思想が柔軟すぎて、もはや尊敬の領域までいっている」ということです。
私が中学校の時に無神経に母親に放った心無い言葉を今でも覚えています。
そして、よく度々それに関して思い返すことがあります。
それは
「学歴が全てなんだ。学歴のないやつは、社会で生きていけないんだ。
だから私は必死に勉強するしかない。
勉強が苦手なくせに偉そうに私に口出しをしないで。」
私は当時、勉強する事は嫌いではなかったものの、
世間について何も知らず、
まるで自分の見えている目の前の世界が
「この世の全て」だと思い込んでいました。
まあ、要は
「世間知らず」
だったんですね笑
言い方を変えれば、
高すぎるプライドと囚われた思想によって固められた中学生だったわけです。
(まあ、今も若干そうなのかもしれません。そうではない事を祈ります。でもそれはいまの自分にはわかりませんが笑)
そんな事を言い放った後の母親の顔を覚えています。
とても悲しそうというか、とりあえず「残念」そうな顔をしていました。
中学卒業をして、
高校に入った私は人生でおそらく上位に入るであろうくらいのどん底を経験しました。
内容は詳しくは話しませんが、
とりあえず毎日が自分の体調との戦いで、
結果、高校にもあまり通うことができなかった自分がいました。
その時初めて、
「みんなと違う行動をしている『自分自身』」
に対しての疑問を抱くようになりました。
みんなは同じ制服を着て、
決まった時間に高校へ行って、
同じ内容を一緒にみんなで勉強して、
大学入試という同じ目標に向かって受験勉強する。
でも、私は
制服は着ていたし、普通の「高校生」姿をしていたけど、
自分の体調の限界や通勤の電車の中で気分が悪くなって
学校に行きたくても、いけなくて。
駅にあるモスバーガーで一人でご飯を食べて
時間を潰す。
周りからは「え?学校は?」の目で見られる。
そんな少しイレギュラーな生活を送っていた自分が
すごく嫌だったし、
何よりも、みんなと「違う」ことに関して
とても罪悪感を感じていました。
これは、私にとって人生で初めてのプチ「レールから外れた瞬間」でした。
そして、大学に入って、
たくさんの国へバックパッカーとして旅行をしたり、
旅行をするための資金を貯めるためのアルバイト先で出会った人々と交流したり、
イベントや大学で様々な個性溢れる人々と触れ合ったりする中で
「細胞が一人一人違うように
人の思考・生き方は人それぞれにあるはずなんだ。」ということを強く感じました。
そして、あのプチ「レールを外れた経験」をむしろ別に恥ずかしいものではなかったなと受け入れることができるようにもなりました。
私は最近色々な人から相談を受けるのですが、
自分のスタイルを貫くことができなくて、
自分がやりたいことがあるにもかかわらず能力を自分らしく発揮することができない
いわゆる
「無理して我慢して、自分を見失う」状態は
少し勿体ないなと感じます。
もちろん就活の制度や日本の慣習に対して批判をするつもりもないし、
むしろその方が自分の性格に合うという人や社会に適応できる
素敵な能力を秘めた人はたくさんいると思うので
私は「日本のあり方はおかしい」と主張しきるのもどうかと思いますし
言いたくもありません。
でも、社会に飲まれて個性を失って
自分を見失ってしまうのならば
自分に合う土地を探しに行ったり
それか自分でそのような場を作ってみたりするのもありなのかもしれないと
私は思います。
世界のどこかには
必ず自分の居場所はあると私は信じています。
むしろそれを探求し続けるのが
「人生」そのもの。
なのかもしれませんね。
そして、話が少し戻りますが、
私の母親は今自分の能力を最大限に発揮させてヨガの教室を営んでいます。
そんな母の背中を見て、
あのような言葉をつぶやいた自分を笑いたくなる気持ちとともに
自分のスタイルを追求した先に
それを全身で楽しみ、輝いている女性はやはり美しいと感じました。
私もいつかそんな女性になれたらいいな。
今日は長文を久々に書いてしまいました・・笑
でも、私は
みなさんが自分らしく幸せに生きることができるよう祈っています。
今日も頑張りましょう!